熱帯魚の塩浴とその方法ついて

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こんにちは、わさびです。今、福ちゃん(アベニーパファー)が塩浴を頑張ってくれているので、私も塩浴について少し勉強してみました。以下、素人なりに理解した事をまとめてみたいと思います。

塩浴とは、体調を崩してしまった熱帯魚の体力を維持または回復させる為に、水槽の水に適切な量の塩を入れてあげる事です。
では、何故塩を入れると熱帯魚が元気になるのかと言うと…、これが意外とややこしかった。私的には「殺菌効果があるからでしょ」くらいにしか思っていませんでしたが、熱帯魚の皮膚の浸透圧調整を助ける効果粘膜再生効果もあるからだそうで。さっそく生物学の勉強みたいですよね。( ̄▽ ̄;) 以下に、一応記述しますが、苦手な方は塩浴の方法からお読み下さい。

 

塩浴の効果

熱帯魚の血液等にはおよそ0.6%~0.9%の塩分が含まれているそうです。一方、熱帯魚が普段生活している水槽の水には塩分は含まれていません。

濃度の異なる水が隣り合わせにあると、お互いに同じ濃度になろうとする力が働くそうです。この同じ濃度になろうとする力を一般的に「浸透圧」と言います。

この浸透圧を熱帯魚の体と水槽の水で表すと、熱帯魚の体内(塩分濃度0.6%〜0.9%)と水槽の水(塩分濃度0%)が隣り合わせにあると言う事になります。
もし何もしなければ、浸透圧で熱帯魚の体内と水槽の水は同じ塩分濃度になってしまいますが、健康な熱帯魚は体内の塩分が出ていかない様に皮膚で調整して、体内塩分濃度が常に一定(0.6%〜0.9%)になるように保ちます。人間と同じで塩分は熱帯魚にとっても大切なものなんですね。

でも、身体が弱った熱帯魚にとってこの調整は難しいものになります。
そこで周囲の水の塩分濃度を熱帯魚の体内の塩分濃度に合わせて、負担を軽減させてあげようとするのが塩浴です。

更に塩には、新陳代謝を高め、傷の回復を早めたり、粘膜の再生を促す効果や、塩に弱い寄生虫などを死滅させる効果があります。弱っている熱帯魚にとってお薬と呼ばれる訳ですね。

 

塩浴の方法

まぁ、難しい事は分からなくても原因不明で弱っている熱帯魚が自分の家の水槽にいたら、何とかしてあげたいと思いますもんね。
以下、塩浴の方法です。

 

塩浴に必要なもの
  1. カルキ抜きをした
  2. アミノ酸など余分な成分が含まれていない
  3. 隔離水槽(複数飼育や水草水槽の時など)
  4. 冬場はヒーター 

 

塩浴の手順と注意事項
  1. カルキ抜きをした水に0.5%の塩を加えます。これは水1リットルに対し塩5gという事です。もし水が15リットルあれば、塩は75g必要です。結構多いですよね。
  2. 塩浴させたい熱帯魚を①で作った塩水にゆっくり時間をかけて水合わせして、隔離します。一匹だけで飼っている場合は、普通に水換えをした後で、飼育している水槽に直接塩を入ても良いです。この場合もゆっくり時間をかけて行います。塩浴中は水温を高め(28℃~30℃)に設定します。
  3. 二日に一回水換えします。
  4. 熱帯魚が元気になったら、普段の水槽にゆっくり時間をかけて水合わせして戻します。

 

 注意事項

  • エビは死亡するので必ず避難させる事。
  • 水草は枯れてしまうので取り除く事。
  • バクテリアは活動休止または死亡するので塩浴中のフィルターは無意味と思っておく事。
  • 熱帯魚の種類によっては塩浴できない場合もあるのでちゃんと確認する事。

  

 

大切に飼っているお魚が体調不良になってしまったら本当に凹みますよね。
病名が分かっている場合には、もちろんその病気に合った治療をしてあげれば良いんですが、何も分からず様子がおかしい場合は、どうして良いか途方に暮れてしまいます。今まさに私がその状態です。

ただ塩浴をしてあげる事で良くなる事は結構あるようです。負けずに頑張りましょう。

 

以上、熱帯魚の塩浴についてでした。