奇跡か 運命か

 2015年、三重県志摩市の水族館「志摩マリンランド」である金魚が話題を集めました。

 

その話題のスーパー金魚は、もともとは肉食淡水魚であるピラルクの餌だったそうです。

が、何故かピラルクの水槽の排水口から運良く脱出し、地下の浄化槽に逃げ込みます。

 

そして、スーパー金魚がこの浄化槽に逃げ込んですぐの頃、ピラルクの餌は固形に変わりました。

この偶然の餌の切り替えにより、スーパー金魚の暮らす浄化槽には毎日ピラルクの餌のカスが降って来るようになります。

 

食生活も充実し、快適な暮らしを得たかのように思えるスーパー金魚は、けれど、月に一度行われる浄化槽の激しいお掃除「逆洗」には悩まされていました。
しかし、この逆洗の激しい水の流れに一度も流される事なく、スーパー金魚は必死で浄化槽に留まり続けます。

 

そんな努力が実ったのか、ついにスーパー金魚は清掃をしていた飼育員さんによって発見されました。

「何かおるで。(;゚Д゚)」

浄化槽生活、約7年目の春の事でした。

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と、まぁここまでが「志摩マリンランド」で実際にあった出来事の大まかな説明ですが…この不思議な話を知った時、私は勝手に考えました。

 

これは奇跡か
それとも運命か


そもそも自分が餌という絶望的ポジションだったのに、そんな厳しすぎる運命を乗り越えて、今では水族館の人気者の地位にいる。
そんな金魚の存在は、まさに奇跡としか言いようがない。
→奇跡の金魚


そもそもが、この金魚はとても不思議な運命の持ち主だった。
はじめから、餌として死ぬのではなく浄化槽で暮らす事も、7年後に飼育員さんに発見される事も、その後人気者になる事も大きな力によって決められていた。
→数奇な運命の金魚

 

どちらにしても素晴らしい金魚ですよね!
多分泳ぎが得意だったのではないかと。(笑)

ちなみに、この金魚が発見された時、浄化槽にはずっと光が届かなかったせいか、体の赤色が薄くなり、まるで金色の魚のようだったそうです。

まさに神秘の存在ですね。