恐竜の分類

恐竜の種類については、様々な議論がされていて、未だ不確定な部分が多いのが現状です。
最近の研究によると、これまで広く認められていた分類法が大きく書き換えられる可能性も出てきたそうです。
そんな不安定な恐竜の分類ですが、気にせずがっつり分けていこうと思います。(2019年4月現在)

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鳥盤類と竜盤類について

全ての恐竜は、鳥盤類(ちょうばんるい)竜盤類(りゅうばんるい)のどちらかに所属しています。そして、この2つのグループから更に細かく枝分かれしていきます。
鳥盤類竜盤類どちらにも属さない生き物は、たとえその姿が恐竜に似ていても恐竜ではないとされています。


鳥盤類竜盤類の違いは骨盤を見ればだいたい分かります。
多くの鳥盤類は、恥骨が後ろに伸び坐骨と水平に向いています。これに対して、ほとんどの竜盤類は、恥骨が前方下を向いています。

また鳥盤類の口には、前歯骨というくちばしのような骨があります。
竜盤類は、外鼻孔の下に小さな穴があります。

鳥盤類の恐竜

鳥盤類は、装盾類(そうじゅんるい/そうしゅんるい)周飾頭類(しゅうしょくとうるい)鳥脚類(ちょうきゃくるい)の3つに区分されます。

装盾類
骨を進化させて身体を装甲で守っている植物食恐竜達です。

剣竜類(けんりゅうるい)
背中に複数の骨の板(剣盤)が2列に並んであり、尾にトゲがあるのが特徴です。
ステゴサウルスやケントロサウルスなど

曲竜類(きょくりゅうるい)
頭から尾にかけて骨や鎧のように堅く発達した皮膚に覆われているのが特徴です。この為、「鎧竜類(よろいりゅうるい)」と呼ばれる事もあります。尾にハンマーのようなこぶがある種類もいます。
ノドサウルスやアンキロサウルスなど

周飾頭類
頭部の骨を進化させて頭に角やこぶやフリルを持つ植物食恐竜達です。

堅頭竜類(けんとうりゅうるい)
頭の形が独特で、頭骨の頂部が分厚く盛り上がっているのが特徴です。「石頭竜いしあたまりゅう)」とも言われています。
パキケファロサウルスやホマロケファレなど

角竜類(つのりゅうるい)
頭に角があり、オウムの様なくちばしをしているのが特徴です。後頭部が発達してフリルのように広がっている種類も数多く見られます。
プロトケラトプスやトリケラトプスなど

鳥脚類
主に二足歩行、時々四足歩行をしていた植物食恐竜達です。
イグアノドンやパラサウロロフスなど

竜盤類の恐竜

竜盤類は、獣脚類(じゅうきゃくるい)獣脚形類(じゅうきゃくけいるい)の2つに区分されます。

獣脚類
脚の筋肉が発達していて二足歩行で早く走る事ができたとされる肉食、草食、雑食の恐竜達です。現代生息している鳥達は、このグループに所属しています。
メガロサウルスやティラノサウルスなど

獣脚形類
雄大な体と長い首が特徴の植物食恐竜です。最も体の大きなアルゼンチノサウルスの全長は30メートル以上、体重は90トン以上だったと推定されています。
ブラキオサウルスやサルタサウルスなど

新説

この鳥盤類獣脚類から枝分かれするという分類法は約130年間も変更されておらず、見直しが必要だとする研究者も多いそうです。
2017年には、鳥盤類獣脚類獣脚形類ヘレラサウルス類の4つに大別する仮説が発表されています。