恐竜から始まる2億3000万年の旅

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鳥と言えば恐竜です。←雑。( ̄∀ ̄)v
そこで今日は恐竜の世界に思いを馳せたいと思います。
ただ、恐竜は生きていた時代が余りにも昔過ぎて、皮膚の色、生態、絶滅の理由など、未だに分からない事も数多く存在します。
そんな不明な事もひっくるめて、謎があっても無くても魅力的な恐竜についてざっくり見ていきましょう。٩(*´꒳ `*)۶

時間

今からおよそ2億3000万年前、私達がその時間を想像する事さえ難しい遥か昔に恐竜は誕生しました。
そこからおよそ1億6000万年もの長い時間、恐竜はこの地球上の絶対的王者として君臨し続けます。
私達人類がおよそ700万年前に誕生した事を思うと、恐竜の時代がいかに長いかを計算する事が出来ると思います。

地球環境

恐竜が繁栄した時代は、地質時代で中生代(ちゅうせいだい)と呼ばれている時代です。中生代は、三畳紀(さんじょうき)ジュラ紀白亜紀(はくあき)の3つに区分されています。
恐竜は、三畳紀の後半に誕生し、白亜紀の末期まで生息していました。
中生代の気温は、その長い時代を通して観測しても、今よりもずっと暖かかったようです。平均気温は22℃ほどだったと言われています。そのため現代の地形とは異なりますが、南北両極地方にも氷は全くなく無凍結の時代でした。
そして酸素濃度は、今よりもかなり低く10%程度だったと言われています(ちなみに現代の酸素濃度は21%)この低酸素状態はジュラ紀末期まで続きました。
逆に二酸化炭素の濃度は、現代の数倍高かったと言われています。
この暖かく湿潤な気候の中で、ソテツ、シダ、マツ等の裸子植物が繁茂していたそうです。 

種類

恐竜の種類を全て知る事は出来ません。全ての恐竜が化石となって発見されるとは限りませんし、仮に発見されたとしても、誰にも「この化石で最後」などと知る事は出来ないからです。
ただ、これまでに約800種の恐竜と思われる化石が発見され、そのうち約540種が恐竜と確定されています。
また、全ての恐竜は鳥盤類(ちょうばんるい)竜盤類(りゅうばんるい)という大きな2つのグループに分けられています。
ちなみに現代の鳥類は、名前から鳥盤類と思われがちですが、竜盤類のグループに所属しています。
恐竜の種類については、少しややこしいのでまた別の記事でご紹介したいと思います。
では、以下、時代毎の恐竜です。

三畳紀の恐竜
プラテオサウルス(三畳紀後期からジュラ紀前期)
プレストスクス(三畳紀後期)
ヘレラサウルス(三畳紀後期)
など

ジュラ紀の恐竜
イグアノドン(ジュラ紀後期から白亜紀前期)
ステゴサウルス(ジュラ紀後期)
ブラキオサウルス(ジュラ紀後期)
アロサウルス(ジュラ紀後期)
など

白亜紀の恐竜
ティラノサウルス(白亜紀後期)
プロトケラトプス(白亜紀後期)
トリケラトプス(白亜紀後期)
プテラノドン(白亜紀後期)
アンキロサウルス(白亜紀後期)
など 

絶滅

恐竜は、今から約6500万年前に原鳥類を除いてその全てが姿を消しました。
原因は、巨大な隕石の落下や火山噴火など色々と言われていますが、はっきりとは分かっていません。
ただ巨大な隕石の落下は、メキシコのユカタン半島でクレーターが発見された事により確実に起こった出来事とされています。
もしも、この巨大隕石の落下による直接的な被害を免れていた恐竜達がいたとしても、その後に引き起こされたであろう様々な困難は想像に難くありません。
そんな中、生き残りを果たした恐竜がいました。原鳥類です。原鳥類は、その後鳥類へと進化を遂げ、今も私達のすぐ傍で活動しています。

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恐竜と鳥

現在、最古の鳥類とされる恐竜はまだ分かっていません。始祖鳥と呼ばれているアーケオプテリクス(ジュラ紀後期)はとても有名ですが、最近では始祖鳥よりもアンキオルニス(ジュラ紀後期)やアウロルニス・シュイ(ジュラ紀中期から後期)の方が最古の鳥類に近いのではないか、とも言われています。
ただ分かっている事は、現在生息している鳥達があの有名なティラノサウルスと同じ獣脚類に属する生き物だという事です。
確かに私の家にいるインコの胸から脚を見てみると、小さな小さなティラノサウルスに見えなくもありません。(笑)
それでは一つずつ見て行きましょう。

骨格

ティラノサウルスは、竜盤類→獣脚類(じゅうきゃくるい)→テスタラ類→コエルロサウルス類→ティラノサウルス類という種類の恐竜です。
そして鳥は、竜盤類→獣脚類→テスタラ類→コエルロサウルス類→マニラプトル類→原鳥類→鳥類となります。
このためティラノサウルス等の獣脚類と鳥類の骨格は、首、胸の構造、手首、恥骨など100箇所以上がほぼ同じ形状をしています。

気嚢

気嚢(きのう)とは肺と接する場所にある複数の袋状の器官の事です。この気嚢という器官を持つ動物は現在では鳥類だけです(昆虫にも似たような器官はあるそうですが)鳥類の気嚢は、空気を溜めたり送ったりして呼吸を助ける他に、体温調節の役割もしているそうです。
簡単に言ってしまうと、気嚢があれば呼吸がとっても楽。(*'▽'*) という事です。
そして、この素敵な気嚢という器官は、やっぱりティラノサウルス等の獣脚類にもありました。
恐竜が生きた時代の酸素濃度はわずか10%です。
この優れた気嚢システムのおかげで、恐竜は中生代の生き物の頂点に立つ事が出来たのかも知れません。

※全ての恐竜に気嚢があったかどうかは確認されていませんが、同じ竜盤類の仲間のブラキオサウルスなど(竜脚形類(りゅうきゃくけいるい))にも気嚢はあったとされています。

鳥の前脚は翼に進化しているため見た目では分かりませんが、骨を見てみると指が3本あります。これは恐竜の第1指から第3指に由来していると言われています。

現代の生き物で有色卵を産むのは鳥類だけです。そして恐竜の卵も有色卵でした。最近の分析から鳥と恐竜の卵に共通する2つの色素が確認されたそうです。

羽毛

1990年代以降、中国で数多くの羽毛に体が覆われた恐竜の化石が発見されています。これにより恐竜の種類によっては、その体に羽毛があった事が分かっています。

  

恐竜の研究はまだまだ始まったばかりです。恐竜に関しては、これからも沢山の新しい発見があるでしょう。
ただ、現在生息している鳥の中で最も小さいとされているのは、キューバに暮らすハチドリの仲間、「マメハチドリ」という鳥です。マメハチドリの体長はわずか約5cm、体重は約2gです。この現実に私は一言だけ言っておきたい…。

変わりすぎやろ!( ̄∀ ̄;)