【悲しい】ディープインパクトという名馬の死

こんにちは、わさびです。

2019年7月30日、私たち競馬ファンにとても悲しい知らせが届きました。

日本競馬界の最強の英雄、ディープインパクトの訃報です(享年17)。

頸椎(けいつい)骨折が原因で、自力で立てなくなったための安楽死だったそうです。

まずは、今まで本当にお疲れ様でした。(_ _)

そして、たくさんの偉大な功績をありがとうございました。(_ _)


彼が現役だった頃は(2004年〜2006年)、個人的にとても忙しく、競馬を見る余裕など全くない時期でした。

が、そんな私にもディープインパクトの強さはしっかり伝わってきていました。

凄い馬がいるから

そう聞いてテレビを見て、あっという間に好きになったのを覚えています。

440kgほどの小さな馬体にもかかわらず、体を傾けながらコーナーを曲がると、最後の直線で一気に他馬を置き去りにするその雄姿は、私には美しくさえ思えました。

不思議な事ですが、私は彼の走る姿を見ると何故だか元気になる事ができました。

なので、忙しくても進んで彼の走るレースだけは見るようにしていました。

そんな気持ちにさせてくれた競走馬は、私の25年の競馬人生の中で、今のところディープインパクトとオルフェーブルだけです。

ありがたい事ですよね。(_ _)

安楽死について

そして、ディープインパクトにとられた残酷にも思える「安楽死」という処置にも、やはり感謝をしています。

もちろん、天寿を全うして安らかな最期を迎える事が一番の理想です。

が、馬であれ人であれ、そのような最期に辿り着けるのは極めて少数です。

残念ながら、大勢は事故や病気などが原因で老衰よりも先に死んでしまいます。

今回、ディープインパクトにとられた安楽死という処置も、競走馬にとっては決して珍しいものではありません。

馬は自力で立てなくなると死んでしまう生き物だからです。

詳しい馬の構造までは分かりませんが、馬の体はとても大きいため、心臓だけでは血液を全身に巡らせる事ができません。

そのため4本の脚を使っても血液循環をしています。

蹄の裏側が柔らかくなっていて歩行をする度に伸縮する事で心臓に血液を送り返しているそうです(蹄機作用)。

つまり、馬にとって4本の脚は単に歩いたり走ったりするだけではなく、血液を全身にまわすための大切な役割も果たしているのです。

その歩行ができなくなってしまった馬は、残念ながら死ぬしかありません…。

ならば野生の馬はどうなんだろう? と調べてみたところ

何と野生の馬は、脚がどうのこうのと言う以前の問題で、随分と昔に絶滅してしまっていました。(゚Д゚) 知らなかったよ

今まで野生と思われていたユーラシア大陸に生息する「モウコノウマ」という馬も、もともとは家畜だった馬が逃げ出して繁殖しただけで、純粋な野生の馬とは違うそうです(参考までに)。

という訳で、馬は人間がいなければ存在し得ない動物となっていました。

それならば一層の事、品種改良を重ねに重ねて、骨折しても死なない馬を作ってみてはどうだろう? と浅はかな私は考えてしまいます。

が、そういう馬がまだ現れていない現実を見ると、それは言うほど簡単な事ではないのだと思います。

もしかすると、速さだけを求めて品種改良が行われてきただけかも知れませんが。

どちらにしても、この先は競馬ファンも増加し、ますます馬にも人にも優しい競馬が求められていくはずです。

と願いたい!!

なので、今は医療や技術の進歩に期待しつつ

ただ苦しみながら死を待つよりもずっと穏やかに、彼が愛し、彼を愛した人々に見守られながら亡くなったディープインパクトに祈りを捧げたい思います。

本当にありがとうございました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

やっぱり寂しい。(´;ω;`)


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